復職～憂鬱を添えて～ (ひとりごと)

良いタイトルが思いつかなかった。

うまく言語化出来ないのだけど、この頃の日々に漠然とした不安を抱えている。

Twitterでお知らせをした通り、私は近日中に住み込みの仕事を始める。
これはいわゆるリゾートバイトというものにあたるかもしれない。ただし派遣会社は通しておらず、パートでの直接雇用。
今度の勤務先では以前にも同じように働いたことがあるので、どんな環境なのかそれなりには知っている。

先月の中頃だったと思うけど、久しぶりにその勤務先で直属のリーダーだった人と連絡をとった。それがまたの勤務を考え始めたきっかけ。
コロナ禍の影響が心配されたけど今は客足も元通りになってそこそこ忙しいことや、「君が来てくれたら助かる」みたいな台詞を聞いて、じゃあどうしようかな、と考え始めた。

ここ1年間くらいはほとんど無収入で、貯金を切り崩しながら過ごしている。その間に車中泊で気ままに旅をしてみたり、新しくPCを買って3DCG(特にBlenderでのモデリング)に勤しんだりした。こう一言で書くと、なんだかとても贅沢な時間の使い方にも思える。実際はぐだぐだだらけている時間が多分に含まれているから、密度としてはそこまで高くないと思う。それでも、こうして機会を作らないとできないようなことができたという実感はいくらかある。
ただ、自分の少ない貯金では限界もある。当初のざっくりとした試算で、仕事をしないでいられるのは今年いっぱいかな、という見積もりは立てていた。そして今は10月。そろそろまとまった収入を作ることを考えなければいけないだろう。

そんなタイミングでお誘いをいただいたわけなので、すぐに乗り気になった。その職場のことも、結構気に入っていた。

しかし、引っ越して仕事を始めることに対して前向きな気持ちでいるかというと、どちらかというと迷いのほうが大きい。
その後ろ向きな気持ちがどこからくるのか、自分でもはっきりとは分かっていないのでもやもやしている。
以前勤めた際に、業務に対する自分の能力の限界を感じてしまっていたこと。当地の冬の気候が、寒さの苦手な自分にとって厳しいこと。この辺りが思い当たる限りでは大きな要因になりそうだけど、これらを加味してもいまいちスッキリしないというか。
いやまあ、そもそも働きたくないので完全に前向きにはなれっこないんだけれど。

出どころの分かっている不安に対しては、実際に問題の解決を試みていくしかない、そう思う。

ただ、今自分にのしかかっている重たいものはどうしたものか。

昨日は何もやる気が起きなくて、ぐうたらと過ごしてしまった。
一日中PCでの作業に没頭できる精神状態でいられるって、自分にとってかなり大変なことなんだなっていう実感が湧いた。

時分の決まった予定があるとどうしても必要以上にそわそわしてしまって、いろんなことが手につかなくなってしまう性質が自分にはある。
だから通いの仕事をしているとどうしても、「明日は仕事」に縛られる。次の日が休みならそれなりに気楽だけど、その休みの日になればまた明日は仕事。これがかなりつらい。今思い出した。
(こう書くと、程度の差はあれ、だいたいみんなこうなんだろうなと思い当たる節はある)
こんななので、「真面目に働いてるみんなすごいなあ」と常々思っている。みんなちゃんと仕事しててすごい。

ともあれ収入源は欲しいし、他の選択肢を探すというのもあまり良い結果が望めないので、覚悟を決めて動くことにする。

仕事をしながらでもできる限り自由な時間を自分の望む形で使えるように、工夫したい。